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蜘蛛の糸(文書コース「名作の世界」)

「蜘蛛の糸」の文章で、タッチタイピングを練習するコースです。全30問。ローマ字入力・かな入力のどちらでも練習できます。

このコースで練習する

練習する文章

  1. 蜘蛛の糸は、芥川龍之介が書いたお話です
  2. ある日、お釈迦様が極楽の池のほとりを歩いていました
  3. 池には、白いはすの花がさいていました
  4. 池の底は、ずっと下の地獄までつながっていました
  5. 地獄には、カンダタという男がいました
  6. カンダタは、生きているときに悪いことばかりしました
  7. 人をきずつけたり、家に火をつけたりしたのです
  8. けれども、たった一つだけよいことをしていました
  9. 道で小さな蜘蛛を見つけたときのことです
  10. ふみつぶそうとして、ふと思いとどまりました
  11. 小さな命でも、むやみに取ってはいけないと思ったのです
  12. お釈迦様は、そのことを思い出しました
  13. そして、地獄へ一本の蜘蛛の糸を下ろしました
  14. 銀色に光る細い糸が、するすると下りていきました
  15. 地獄の暗やみの中で、カンダタは糸に気づきました
  16. これをのぼれば、地獄からぬけ出せると喜びました
  17. カンダタは、糸をつかんでのぼり始めました
  18. 地獄と極楽のあいだは、とても遠く離れています
  19. つかれて一休みしたとき、ふと下を見ました
  20. すると、たくさんの罪人が糸をのぼってきていました
  21. 細い糸が、そんなに大勢の重さにたえられるでしょうか
  22. カンダタは、こわくなって大声でさけびました
  23. 「この糸はおれのものだ。下りろ」
  24. その瞬間、糸はカンダタのすぐ上でぷつりと切れました
  25. カンダタは、また暗い地獄へと落ちていきました
  26. お釈迦様は、そのようすをじっと見ていました
  27. 自分だけ助かろうとする心が、罰を受けたのです
  28. お釈迦様は、悲しそうな顔をして歩き去りました
  29. 極楽の池では、はすの花が変わらずにゆれていました
  30. 短いお話ですが、人の心について考えさせられます